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●江戸明治和本●東京方角[江戸方角・江戸名処方角](異本2種)
【判型】中本2種2冊。縦172・175粍。
【作者】山栖堂書(B本)。
【年代等】A本:万延元年夏再刻、明治初年改題・再刊。[東京]辻岡屋文助板。/B本:江戸後期初刊、明治初年改題・再刊。[東京]吉田屋文三郎板。
【備考】分類「往来物」。明治初年刊『東京方角』の異本2種。いずれも江戸後期に『江戸方角』の書名で刊行されたものを明治元年7月の東京遷都直後に改題して刊行されたものと思われるが、内容はやや異なる。A本は近世流布本の明和2年初刊(ただし現存最古本は寛政5年求板本)『御江戸名所方角書(江戸方角)』とほぼ同文で、「御城外東者、和田倉・八代洲河岸・竜口・呉服橋・日本橋・堺町・杉森稲荷・鎧渡・霊巌嶋・新田嶋・永代八幡・三十三間堂…」と起筆し、千代田城を中心に東・巽・南・未・申・酉・戌・亥・北・丑・寅の11の方角毎に江戸府内の地名等(地名・町名90、神社仏閣75、橋15、川3、その他6の合計189カ所)を列記し、末尾は「凡、三十里四方之間、六拾余州之群集、誠日々富貴而万歳春、有際限候。恐惶謹言」と結ぶ。本文は4行・付訓で、付録記事はない。すなわち初板本系「江戸方角」に属する。一方、B本は、江戸末期の改編本(山栖堂書・雲栖堂書などの諸本がある)で、初板本系「江戸方角」の改変版である。具体的には、町名・寺社名・橋梁名・河川名など約50カ所以上の地名を増補して6カ所の地名を削除し、さらに、「永代八幡」を「永代橋」、「九段長屋」を「九段坂」、「吉原」を「新吉原」に改めるなどの改訂を行ったもの。本文も、「先御城外、東者和田倉・八代洲河岸・竜之口・呉服橋・日本橋・江戸橋…」で始まり、「是、偏此大江戸之地勢、四神相応する故なるべし。穴賢」と結ぶ。本文は5行・付訓で、頭書に日本橋その他江戸名所風景を所々掲げ、「大日本国尽」「名頭字尽」を掲げる。
★原装・刷外題・状態概ね良好。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。
カテゴリー本・雑誌・漫画 > 本 > その他商品の状態やや傷や汚れあり発送元の地域埼玉県






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